副業するならどんな仕事がいい?

日々是好日

1 副業するならどんな仕事がいいか

 「よし、副業を始めよう」と決意したとして、どんな仕事をしたらいいか。
  ①自分の好きなこと、趣味に関わること
  ②得意なこと、今までしてきたこと
  ③関心があること、意義を感じること
  逆にやめた方がよいのでは?という仕事は、単純に時間の切り売りになるような仕事。
  (あくまで副業でするならば、という話です)

2 副業のタイプによるメリット、デメリット

  本業があって、副業もするのだから、もちろん休息時間が減ります。
 活力を回復すべき時間が副業に充てられるので、活力は減りますよね。普通に。
 積み重なれば結構な健康被害に発展することもあります。
  特にまじめな人、責任感の強い人ほど無理をしますので、そこは自分で気を付けて。
 自分を守るのは自分だけの精神で。
 心や体を壊してまでするようなものじゃないですよ。(これは本業も同じだと思います。)
 一旦壊れた心は元に戻すのは大変です。
 結構な健康被害まで行かなくても、「やる気がでない~」とかはなりますね。

疲れてるの

 その点、自分の好きなこととか、趣味に関わることであれば、集中してても疲れないんですよね。
本業の気分転換にもなります。
 だから、好きなことを副業に変えられたら、とってもラッキー。

 得意なこと、今までしてきたことを副業にする場合は、知識、経験がある分野なのでスムーズにできます。
 本業と同じ分野をする場合、2社目に雇われるよりは、自分で受注請負できれば、将来の独立可能性にもつながります。 
 雇われて働く場合、同じ分野だと残業時間が増えたような感じになりそうです。

 関心があることなら、副業で仕事をしながら、そのノウハウを習得すること自体が自分にとってのメリットになります。

 とはいえ、副業することでプライベートの時間は減りますから、家族との時間や、恋人、友人との時間は削られます。
 その時間を削るほどの価値があるかと考えると、時間の切り売りにしかならない仕事は副業としてはどうかなと。
 そうすると、自分の好きなことや、将来につながること、成長につながること、が副業としては望ましい。
誰にでもできる時間の切り売りの仕事は、単価が安くなりがちですし。

3 差し迫った資金が必要な場合は別 

 借金があるとか、差し迫った資金が必要な場合は別です。とにかく稼ぐしかない。好きも嫌いも言ってられない。働こう。   

4 その仕事の中に習得したいスキルがある場合は別

 また、その仕事の中に自分の習得したいスキルがある場合は別。スキルの習得が目的なので多少安くても働いて習得する。
 昔の税理士事務所はそうでしたね。職員さんのお給料は安くても、実務習得のためだから当然でした。今はどうなっているんだろう?

5 自分の時間が自分の人生

 副業するのも、本業一本で頑張るのもどちらも自分の判断です。
迷ったら、その仕事を続けた10年後を想像してみましょう。 
 そこに時間を使って10年後に後悔しないかどうか、「我が人生に悔いなし」と思えたらその判断に間違いなし。
 ちょっと後悔や不安が残るなら、選択肢を増やすための行動をしていきましょう。