お金と引き寄せの法則 エスター・ヒックス ジェリー・ヒックス著
前作の「エイブラハムとの対話」よりも、「お金」と「健康」に引き寄せの焦点を絞り込んでいるので、具体性がましてより実践的です。
全ての現実の根本となる思考のコントロールについて、くり返しくり返し教えてくれます。
まだ実現していない夢の興奮や満足を、夢が実現する前に感じる方法を探さなくてはならない。
夢が実現したという波動を出し、その波動にマッチした夢の実現体験が「引き寄せの法則」によって引き寄せられてくるように、夢のシナリオを意図的に思い描く方法を探すことが大切である。
波動を出さないで実現を求めても、それは不可能な要求でしかない。実現の前に意識して波動を出せば、どんなことでも可能だ。それが「法則」だから。
本書でさまざまな事例や実践を通じて、今がどうなのかを説明するのではなく「何を望んでいるか」に目を向ける方法を学んでほしい。
「引き寄せの法則」によって違うことを引き寄せたいのなら、ます現実とは違うストーリーを語ることから始めなくてはいけないのだ。
波動が変化すると引き寄せの作用点も変化し、強力な「引き寄せの法則」によって現実に現れる兆しや指標も変化する。
これがイメージングが大切という理由ですね
望むことに関心が向いたとたん、ネガティブな引き寄せは止まる。そしてネガティブな引き寄せが止まったとたん、ポジティブな引き寄せが始まる。
さらに――その瞬間に――嫌な気分から明るくていい気分へと変化する。これが「転換のプロセス」である。
続けるべきではない人間関係はたくさんある。だが怒りや罪悪感や自己正当化の感情を持ったまま人間関係を終わらせてはいけない。
まず波動を整え、明るい気分になってから別れなさい。そうすれば前と同じことを繰り返さなくて済む。
同じような人間関係を何度も繰り返す人はいますね…。いつも怒ってます。
本人が変わらない限り繰り返すんでしょうねぇ…。
「引き寄せの法則」は、今生きている現実ではなくあなたの波動に働く。だが今生きている現実に合った波動を出し続けていたら、何も変わりはしない。
自分が望むライフスタイルをビジュアライゼーションして、ホッとした感情を得られるまでそのイメージに関心を向け続けていれば、引き寄せの波動ポイントは簡単に変化する。
このホッとした感情こそが、波動の変化が本当に起こったというしるしなのだ。
だから何を考えても、信号を出しているのは今で、今が引き寄せの作用点なのです。
そして少なくとも17秒、引き寄せの作用点を出し続けていると、「引き寄せの法則」が発動します。
言い換えれば、それがマッチした思考が引き寄せられてくる燃焼点というわけです。
その思考をまた17秒続ければ、また燃焼点になります。どんな思考でも68秒も続ければ波動が一致して物事が動き出し、見る人が見ればわかるくらいの現象が起こり始めます。
自分の思考を変えることで、現実を変えていく。
ネガティブな方向へ焦点を合わせるのではなく、望む方向へ焦点を合わせる努力をしていく、というのはチャレンジする価値のある思考方法だと思います。
というか、ネガティブな成功者って、そういえば見たことないかもしれません…。
成功している人は、皆さん切り替えが早くて、常にチャンスを見つけることに集中されてますね。
行動よりも思考が先だけど、行動しなくていい訳ではないです。(当り前ですが)
思考だけで寝ててもお金が降ってくるなら一生寝てます。。。