ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人

ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人     ハーブ・エッカー著

お金に対する自分の感じ方・考え方が、現実の自分の経済状況を作り将来を作る、お金に関する原因と結果の法則を書いた本です。
お金が欲しくない人はいないと思いますが(無いよりあった方がいいですよね)、現実にはお金に対する人の態度は様々です。
私の見た範囲では、お金持ちほどお金を大切に扱います(小銭でも)。大切に扱うから、さらにお金が集まってくるのかなぁ、、、と観察しています。

この本では、お金持ちになれる人とお金に縁がない人の「思考法の違い」を17個詳細に説明しています。
自分のお金に対する考え方のクセと、お金持ちのお金に対する考え方を比較して、自分の考え方のクセをお金持ちの考え方に変更すれば現実に現れる結果が変わってきます。

たたき上げの大金持ちは、これとは正反対だ。自分の手で富を築いた金持ちは、たとえ全財産を失ったとしても、短期間で取り返すことが多い。
そのいい例がドナルド・トランプだ。一時期は何億ドルという資産を持っていたが、一度すべてをなくした。しかし、その後ほんの二、三年で、取り戻すどころか、さらに財産を増やした。
なぜ、こんなことが起こるのか、たたき上げの大金持ちは、たとえ財産をなくしても、成功に一番必要な才覚、「ミリオネア・マインド」を失ってはいないからだ。

私の経験では、この世では目に見えない要素のほうが、目に見えるものより、数段強力な力がある。この考えに同意できない人は、人生で大きな損をしている可能性が高い。というのも、それは自然の法則に逆らうことになるからだ。
繰り返すが、もっとうまい果実が欲しければ、地下にある木の根っこをを改良しなければならない。「目に見える世界」を変えたければ、「目に見えない世界」を変えなければならない。

最後に、自分の考えが正しいと思うのはやめてほしい。あなたの古い考え方が、現在の経済状況をつくり出したのだから、もっと金持ちになりたいのなら、今までとは全く違う、新しい考え方を受け入れてほしい。

お金持ちがどんな思考回路なのか、知らなければ変えられないので、自分の意識をコントロールして変えていくために読んでおきたい本です。